カテゴリー別アーカイブ: 当院の実績

当院の看護師が東海消化器内視鏡技師研究会で講演

2017年11月12日、名古屋近郊の愛知医科大学で行われた東海消化器内視鏡技師研究会で、当院の看護師、巽二美江さんが教育講演を行いました。

タイトルは、「無床診療所における大腸内視鏡検査時の看護師の役割」。年間1500件行われている当院の大腸内視鏡検査のノウハウと、看護師の関わりについて、詳細な報告が行われました。

巽さんは、パート看護師として当院で初めて内視鏡検査に携わりながら、昨年内視鏡検査技師の資格を取得しました。今回、会場となった大ホールで320人の聴衆を前に堂々と約30分間の講演を行いました。

このような光栄な機会を与えていただいた技師研究会役員の皆様に感謝するとともに、巽さんご苦労様でした!

当院の2014年の大腸検査のまとめ

あけましておめでとうございます。
昨年も多くの方に当クリニックをご利用いただき、ありがとうございました。
さて、今回は、ちょっと真面目に(専門的に)、昨年1年間の大腸検査について振り返ってみます。

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昨年1年間に、延べ1389人の方が当クリニックで大腸内視鏡検査を受けられました。(すべての検査を私が行っています。)
検査の種類別では、全大腸内視鏡検査1281人、S状結腸内視鏡検査108人でした。全大腸内視鏡検査とは2リットルの下剤を飲んで眠っている間に大腸全体をみる検査、S状結腸内視鏡検査とは下剤を飲まずに多少便が残っていても大雑把にS状結腸までみる検査です。
当クリニックの「腺腫発見率」を計算してみました。
腺種発見率とは、大腸内視鏡検査を受けた方のうち、将来癌になる可能性のある「腺種」や「癌」の発見された方の割合のことです。過形成性ポリープや炎症性ポリープなど、癌になる可能性が極めて少ないポリープを除いて計算します。
腺種発見率は、検査を行っている施設や、検査医の精度を反映する数値であることが知られています。腺種発見率があまりにも低い場合には、見落としが多いとみなされます。ある論文によれば、女性患者で15%以上、男性患者で25%以上が検査の質の適正な指標になると指摘されています。実際、腺種発見率の低い医師に検査を受けても、将来大腸癌で亡くなるリスクを減らすことできないことが以前からデータの分析から指摘されていました。最近、アメリカから発表された論文でもそのことが裏付けられました。

さて、あさのクリニックで全大腸内視鏡検査を受けた方のうち、1つでも腺種または癌が発見された方は439人でした。「腺種発見率」は、34%ということになります。精度的には結構高いことを示しています。
ちなみに発見された大腸癌の方は31人でした。そのうち早期がんが24人で、当クリニックで内視鏡的切除を受けて完治しました。ほとんどが発見されたときに切除されました。もちろん全員日帰りで治療終了ですす。他の病院に紹介されて手術を受けた7名の方も元気に回復されています。

一人でも多くの方を大腸癌から守るため、皆様のご希望に添えるよう、今年もがんばります。
本年もよろしくお願いいたします。