専門医による内視鏡検査
当クリニックでは、経験豊富な専門医が内視鏡検査を行っています。
現在、あさのクリニックでは、1日約17件の内視鏡検査を行っており、2013年4月の開院後の検査件数は38,000件を超えました。(2024年12月現在)
胃カメラと大腸内視鏡検査を同時に受けられます
必要に応じて、麻酔で眠っている間に、両方の検査を行なっています。
大腸内視鏡検査を受ける際、以下の項目に当てはまる方はお伝えください。
- 胃の症状がある(胃痛、胃もたれ、胸焼けなど)
- 最近体重が減った
- 過去に慢性胃炎と言われたことがある
- 胃潰瘍や胃がんの治療歴がある
- ピロリ菌を除菌したことがある
- 浜松市胃がん検診と大腸内視鏡検査は同時に行うことはできません。
- 上記の項目にあてはまらない方が、胃カメラを「ついでに」受けることはできません。(保険診療の原則)
- わからないことは、事前診察時に医師にお尋ねください。

豊富な実績
1年間に大腸・胃合わせて約3500件の内視鏡検査を行なっています。
2013年の開院後、約38,000件の内視鏡検査を行いました。

確かな技術(腺腫発見率:ADR)
腺腫発見率(adenoma detection rate : 以下ADR) とは全大腸内視鏡検査を受けた患者さんのなかで腺腫が発見された患者さんの割合です。 例えば10人の患者さんに大腸内視鏡検査を行って、4人の患者さんで腺腫を発見すれば、腺腫発見率は40%となります。ADRは、検査を行う医師の検査の精度の指標とされています。腺腫発見率が低い医師は、病変を見逃している可能性が高いとみなされます。米国の消化器内視鏡学会ガイドラインでは、ADRの基準として男性で30%、女性で20%以上と定められています。(男性のほうがポリープが見つかりやすいからです。)
あさのクリニックでは、検査会社の協力を得て独自のシステム開発し、病理医から病変個別の病理情報をデジタルデータとして入手し、リアルタイムにADRをモニタリングしています。

表のデータは、腺腫切除歴や、検査歴の有無を問わない40~80歳の男女を集計したものです。腺腫切除歴のある人、高齢者、男性でADRは高くなります。
最新の機械/大腸AIを用いた検査


あさのクリニックでは、エルピクセル社の大腸内視鏡AIシステム:EIRL ColonPolypを2024年8月から使用しています。
検査中に、画面上にポリープが映ると、AIがピピッという音と共にポリープを黄みどり色の点滅する線で囲み、ポリープの存在をリアルタイムに示します。

AIシステムを使用する前(2024.6.16~8.15 247例)と使用後(2024.8.16~9.14 136例)を比較した結果、ADRの上昇を示しました。腺腫に、鋸歯状病変(SSL)や癌を含めた病変の発見率は、明らかに向上しました。
最新の方法による安全な処置
あさのクリニックでは、検査時に発見されたポリープは、大きなものも含め、ほとんどその場で切除します。また、複数の病変が見つかった場合は、できる限り全て切除しています。患者様が、何回も同じ検査や処置を受けることを避けるためです。
従来は、高周波装置で焼灼しながら切除する「ポリペクトミー」や、病変の下に液体を注入して切除する「EMR」が行われていましたが、出血や穿孔が一定の頻度で発生することが問題となっていました。
近年、10mm未満のポリープは通電せずに切除すれば検査後の出血がほとんどないことが明らかとなりました。(コールドスネアポリペクトミー:csp)。この方法なら、凝固剤(ワーファリンやプラザキサ、リクシアナ、エリキュースなど)を内服していても、休薬することなく安心してポリープを切除することができます。もちろん、処置後の入院も必要ありません。また、大きなポリープや普通の方法では切除が難しい病変に対して、従来は、液体を粘膜の下に注射してから切除する「EMR」が行われていましたが、近年、腸の中を水で満たし、粘膜をたわませることで、液体の注射を行わずに安全に切除できることがわかり、一部の先進的な施設で行われれるようになりました(under-wator EMR)。 あさのクリニックでは、いち早く新しい治療方法を導入しています。


検査・治療はすべて日帰り
当クリニックでは、内視鏡検査・治療をすべて日帰りで行っています。検査の前日からの入院や、ポリープを切除したあとの入院は一切不要です。
検査当日は、10時頃クリニックにお越しいただき、下剤内服・腸管洗浄のあと検査を行い、麻酔から覚めた後に検査結果の説明を受け、15時~17時頃に帰宅となります。
ポリープを切除した場合も、切除したポリープの大きさに関係なく通常通り帰宅できます。ポリープを切除したり組織検査を行った場合、病理結果は1週間後の外来で説明します。ポリープを切除した後もそれまで通院の必要はありません。
苦痛のない検査
胃カメラも、大腸内視鏡も鎮静剤を使用して行いますので、検査中はほとんど苦痛がありません。
胃カメラと大腸内視鏡検査を同時に行う場合も同じです。
「以前受けた検査の苦痛が忘れられない」
「知人から苦しかったと聞いている」
と、検査を躊躇している方も、安心して検査をお受けください。
- 麻酔を使った検査の後は、車の運転はできません。
- 麻酔を使わない方法でも検査を受けることはできます。
受診時にご相談ください。
(→経鼻内視鏡)※当院では、通常麻薬系の鎮痛剤を併用しないので、麻酔を使った検査の後に、頭痛や吐き気をきたすことはありません。過去にそのような経験のある方も安心してお受けください。
腸管洗浄液
腸管の洗浄には、現在では、モビプレップを使用しています。
過去の検査で、飲みやすかった洗浄液に変更することも可能です。(ニフレック、マグコロール、ビジクリアなど)
モビプレップ以外の腸管洗浄液をご希望の方は、お気軽にお申し付けください。

クリニック内では、Free Wi Fiもご利用いただけます。パソコンなどお持ちいただければ、インターネットを利用することもできます。
(パスワードの設定が必要です。クリニックでスタッフにお尋ねください。)
検査手術施行時間
完全予約制
施行時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
胃カメラ | 8:30 〜 11:30 | 休診 | |||||
超音波検査 | 8:30 〜 12:00 | 第2・3・4 | 第1・2・4 | ||||
大腸内視鏡 | 13:00 ~ | 不定期 | |||||
肛門手術 | 10:00 ~ |

木曜日・日曜日・祝祭日
- クリニック玄関の開錠は、午前 8:20です。
(それまでは中に入ることができませんのでご了解ください) - 診察開始時間は、午前 8:30・午後 16:00です。
- 検査・手術の影響で診察開始が遅れる場合があります。
- 予約診察、予約検査が優先されますのでご了解ください。
- 午後の受付は17:30までです。院長が公務で出かけることがあるため、17:30以降は受付できない場合がありますので、ご了解ください。
- 午前は12:00以降、午後は17:30以降は、受付後の外出はお控えください。
その他 | |
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マイナンバーカード | 使用可能(保険証の代わりになります) ※念のため保険証もお持ちください |
クレジットカード | 使用できます |
電子マネー・QRコード決済 | 使用できます |
駐車場 | 無料(44台完備) |