よくある質問

内視鏡検査

大腸内視鏡検査は、どれくらい時間がかかりますか?

通常4~6時間。自宅で下剤を飲む場合は2時間くらいです。

クリニックで下剤を飲む場合:午前10時に来院し、早速下剤を内服していただきます。

検査は午後1時から始まります。大腸がきれいになった方から検査を始めます。

概ね2時から4時頃に検査結果の説明を受けてお帰りいただきます。

自宅で下剤を飲む場合:自宅で下剤を飲んですっかり腸がきれいになった状態で、午後1時ころお越しいただきます。

来院後検査を行い、麻酔が醒め次第検査結果の説明を受けてお帰りいただきます。

内視鏡検査を電話で予約できますか?

胃カメラ
電話での予約が可能です。ただし、当日検査直前の診察で、検査の必要性や適切性について判断させていただきます。

大腸内視鏡検査
電話で検査日を仮予約することは可能です。
ただし、検査日の少なくとも3日前までに、事前診察を受けていただきます。
検査前の下剤の服用方法や検査食についての説明を聞いていただき、血液検査などの予備検査を受けていただきます

大腸と胃の内視鏡検査を同時に受けられますか?

可能です。それぞれの検査に必要があると判断されれば、同じ日に検査を行っています。

大腸と胃の内視鏡検査を同時に受けると体への負担が大きくないですか?

胃カメラを同時に行っても、大腸の内視鏡検査だけを受けるときと体への負担はほとんど同じです。

麻酔(鎮静剤)で眠っている間に、まず胃の内視鏡検査を行います。次に、内視鏡(スコープ)を交換して大腸の検査を行います。

両方合わせて、通常15分前後で検査は終了します。

胃カメラは鼻からの方法でもできますか?

鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡)を受けることができます。

経鼻内視鏡の場合は、鎮静剤を使わない(眠らない)でも、比較的楽に検査を受けることができます。

また、帰りに安心して車の運転ができます。

内視鏡検査は麻酔を使ってくれますか?

鎮静剤を注射して眠った状態で検査を受けることができます。

胃カメラと大腸内視鏡検査の両方を受ける場合も、ほとんどわからないうちに検査を受けられます。

麻酔を使った検査のあとは車の運転はできますか?

鎮静剤を使って検査を受けた後は、車の運転をしないようにお願いしています。

ポリープが見つかった場合、取ってもらえますか?

大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合には、その場で切除します。

切除の方法は、ホットバイオプシー、ポリペクトミー、EMR(内視鏡的粘膜切除術)などがあります。

あさのクリニックには入院設備はありますか?

あさのクリニックは無床診療所で、入院設備はありません。

ポリープをとった後、入院しなくても大丈夫ですか?

大腸のポリープをとった後、入院する必要はありません。

病院によってはポリープを切除した後に、出血や穿孔の危険を理由に必ず入院を勧められる場合がありますが、次のような理由で入院の必要はありません。

  • ポリープを切除した後に出血するリスクは0.5%です。また、ポリープをとった後の粘膜にクリップを打つなどして、出血のリスクをさらに下げることができます。
  • ポリープ切除後の出血のほとんどが2日目以降におこります。したがってポリープをとったあとに1泊入院してから退院する場合でも、退院後に自宅で出血に気づいて再度病院を受診するケースが少なくありません。
  • 入院していても、出血のリスクが減るわけではありません。自宅に帰り、飲酒しないでのんびり過ごしていれば、入院しているのと同じです
  • 出血した場合でも、わかってから12時間くらいの間に再度内視鏡を行い、出血部位を確認して止血処置を行えば、問題ありません。あさのクリニックでは、緊急時に対応する体制を整えています。

ピロリ菌

ピロリ菌の検査は受けられますか?

受けられます。

組織を採取して薬液に着けて色の変化を見るウレアーゼ迅速法、呼気を2回小さな袋に採取して測定する呼気法(UBT)、尿をしらべて尿中ピロリ菌抗体をしらべる方法の3種類の方法が受けられます。

どの方法もその日のうちに結果を聞くことができます。

そのほかに、血液中のピロリ菌抗体を調べる方法、組織を採取して顕微鏡で調べる方法があります。こちらは結果が判明するまでに1週間かかります。

ピロリ菌の検査や除菌治療は保険診療で受けることができますか?

2013年2月から、保険診療が可能となりました。

ただし、以下のような条件があります。

  • 半年以内に胃カメラを受けており、慢性胃炎の診断を受けていること
  • 胃・十二指腸潰瘍や特発性血小板減少症などの疾患が明らかであること

他の病院やクリニックで半年以内に胃カメラを受けたことがある方は、正確な検査日と医療機関名を控えてお持ちください。

胃カメラを受けたくありません。ピロリ菌の検査だけ受けられますか?

可能です。

ただし前述の通り、半年以内に胃カメラを受けたことがなく、ピロリ菌の検査のみを受ける場合は、保険診療とはなりません。

自由診療での検査は可能です。呼気試験の場合約7000円です。

検査で単にピロリ菌の陰性が証明されても、本当に慢性胃炎がなく胃癌のリスクがないとは限りません。

どうしても胃カメラを受けたくない方は、血液検査でペプシノーゲンI/IIについても同時に調べることをお勧めします。(ABC検診)当クリニックでも検査可能です。

肛門手術

肛門手術のあと、入院はしなくても大丈夫ですか?

あさのクリニックでは、入院を必要としない方法で肛門の手術を行います。

従来、肛門手術は7~14日の入院を前提として行われていました。

これは、約1%の頻度で起こるとされる痔核手術術後の出血が7日目前後に起こることが多いこと、術後の排便に関する細かい指導を必要とする方が僅かながらいらっしゃることなどが理由とされてきました。

ところが、近年、痔核に対してはジオン®という薬を使う硬化療法(ALTA)が確立し、少ないダメージで十分な治療効果を期待できるようになりました。

また、痔瘻に対しても、括約筋を温存するシートン法が確立し、小さな傷で手術を行うことが可能となりました。

これらの新しい手術方法では、出血のリスクがほとんどなく、痛みも僅かで排便に与える影響が少ないことから、入院の必要はなくなりました。

日帰り手術を受けた翌日は普通に仕事に行けますか?

肛門周囲の違和感や少しの痛みを伴うことがありますが、デスクワークや軽い立ち仕事は可能です。

ただし、1日中立っていたり、体を動かしたりすることが多い仕事の場合は、術後2~3日は自宅で療養した方がよいと思います。

便秘の治療

下剤を飲まなければ便が出ません。下剤をのまなくてもいいようになりますか?

ひとことで便秘といっても、腸の働きの異常、腸の出口の異常、繊維の不足、加齢など様々です。

また、実際に詳しく話を伺ってみると、排便のことを過度に気にしすぎているだけのこともあります。治療方法や治療の効果は、原因や程度により異なります。

食生活や運動など生活習慣を改善するだけで、便秘が軽減することもあるし、より弱い下剤で十分効果を期待できる場合もあります。また、効果的な食品や補助食品を摂取することで、長年服用していた下剤を減らしたりから解放されることもあります。

一度受診の上、ご相談ください。その際、これまでに内服したことのある薬や、現在内服している薬がわかるもの(お薬手帳など)をおもちください。

酸化マグネシウムを内服しているときに牛乳を飲まない方がいいと言われました。なぜですか?

酸化マグネシウムを服用している方が、牛乳を多く飲むと、牛乳に含まれているカルシウムが過剰に吸収され、血液中のカルシウム濃度が高くなりすぎることがあるからです。

この状態を、「ミルク・アルカリ症候群」と呼びます。吐き気、食欲低下、だるくなるなどの症状があらわれます。

ただ、牛乳をコップ1杯くらい飲んでも大丈夫です。1回に500ml、1日1リットル以上飲まないようにしましょう。

下剤を飲まなければ便が出ません。下剤をのまなくてもいいようになりますか?

ひとことで便秘といっても、腸の働きの異常、腸の出口の異常、繊維の不足、加齢など様々です。

また、実際に詳しく話を伺ってみると、排便のことを過度に気にしすぎているだけのこともあります。治療方法や治療の効果は、原因や程度により異なります。

食生活や運動など生活習慣を改善するだけで、便秘が軽減することもあるし、より弱い下剤で十分効果を期待できる場合もあります。また、効果的な食品や補助食品を摂取することで、長年服用していた下剤を減らしたりから解放されることもあります。

一度受診の上、ご相談ください。その際、これまでに内服したことのある薬や、現在内服している薬がわかるもの(お薬手帳など)をおもちください。

その他

子供も診察を受けられますか

当院では、小児(中学生以下)の診療は行っていません。

ただし、肛門症状のお子さんについては、診察しています。

また、予防接種は中学生以上は受けられます。

受付した後に外出は出来ますか

受付終了後、午前中は12:00まで、午後は17:30まででしたら外出して頂いて構いません。

外出の際は必ず受付にお声がけください。

受付時間過ぎると診療をお断りする場合がございます。ご不明な点はお問い合わせ下さい。